StarknetがSTRKのステーキング提案をコミュニティに発表
イーサリアム（Ethereum）のL2スケーリングソリューションであるStarknetが、独自トークン「STRK」のステーキングを導入する計画を7月10日にコミュニティに提案しました。
この提案では、2024年第4四半期にメインネットでのステーキングの第1段階を開始することが目指されています。将来的には、ステーキング参加者はブロックの作成、証明、およびネットワークの維持とセキュリティに責任を持つことになります。ただし、急激な切り替えは現実的ではないため、段階的な導入が計画されています。
第1段階では、プロトコルの経済的インセンティブ構造と主要なスマートコントラクトコンポーネントのテストが行われる予定です。段階的なアプローチを取ることで、データ収集とテストを通じてプロトコルの改良を進めながらステーキングを実装していく予定です。
ステーキング報酬はステーキングされたトークンに比例して付与される予定であり、ユーザーは自らステーカーになるか、トークンを委任することで参加できます。また、ステーキングされたトークンは21日間のロックアップ期間が設けられ、この期間中は報酬の獲得や資金の引き出しができません。
現段階では、StarkWareとStarknet財団はステーキングに参加せず、報酬を受け取る資格もありません。また、ロックされたトークンは現時点ではステーキングに参加できません。
Starknetは、zkRollupを活用したイーサリアムのレイヤー2スケーリングソリューションであり、zkスターク（zk-STARKs）を開発したStarkWareによって開発されています。今後の展開に注目です。
（参考：New Economy Japan）
